@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000008, author = {古瀬, 徳雄}, issue = {12}, journal = {関西福祉大学社会福祉学部研究紀要, The journal of the Department of Social Welfare, Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {幾多の作曲家が〈アヴェ・マリア〉を作曲している.ヴェルディ(1813~1901)もその一人である.彼の《アヴェ・マリア》は高齢期の76歳の作品であり,雑誌に投稿された謎の音階に基づいた定旋律で創られている.その後,オペラの大作《ファルスタッフ》を作曲し,82歳の彼は宗教的作品《スタバート・マーテル》《テ・デウム》を完成させ,《聖歌4篇》として世に発表する.一般的には,超高齢期には枯淡の境地に入る場合も多いが,彼は落日の太陽のごとく燃え続けている.さらに造形・絵画の巨匠達にも,高齢期になって,絶妙な作品を開拓した創作家たちが存在することも判明した.そこで音楽界と美術界の高齢期における作品を抽出し,対比させ,芸術創造の特徴や共通点を考察すると,「滑稽性」「肥満性」「グループ性」「宗教性」を捉えることが考えられた.}, pages = {35--44}, title = {高齢期における芸術創造の特性について}, year = {2009} }