@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000782, author = {阿部, 真子}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {筆者が2014 年度から京都市内の私立大学において行ってきた「教育職を目指す大学生がオペレッタ(劇あそび)を準備して,近隣の児童館や保育園などの子どもたちの前で発表する」という取り組みについては,学生自身の学びだけでなく,地域連携の視点からもその意義を認められてきた.そこで今回は,舞台を兵庫県赤穂市に移し,教育専門演習(いわゆる3 年生ゼミ)の活動として,一つの公演に取り組むことで学生たちの意識がどのように変化したのか,この公演が学生たち自身の気づきや学びにどのように結びついたのか,学生への事後アンケートを中心に考察を行った. その結果,学生たちにとって「大変だったからこそ頑張って,みんなで一つのものを作り上げた」という達成感は,「子どもたちが楽しんでくれた」という手ごたえを感じることで倍増し,最終的に「楽しかった」という本人たちの満足度に結びつくことが分かった.また,それは決してもともと友達同士の仲間だからこそ得られる満足ではなく,「名前も知らなかった人」と一緒に,時間的にも精神的にも追い込まれる中でコミュニケーションを取りつつ協力し合い,意見を出し合い,最終的に作り上げたことによる充実感も含まれていると考えられる.さらに,教職保育職において「見通しや計画性」や「ひらめき・発想力」が非常に大切であることを実感するなど,学生自身の気づきや深い学びにも役立つことが示された}, pages = {97--105}, title = {ゼミ活動としてのオペレッタ公演の実践 ~表現活動を通して得られる学生自身の学びに焦点を当てて~}, volume = {26}, year = {2023} }