@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000778, author = {遠藤, 洋次 and 室谷, 実愛 and 宗時, 千枝美 and 泊, 祐子}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {本研究では,2020 年度からの2 年間にA 大学で実施した学内での小児看護学実習の構成内容について整理することで,成果及び課題を明らかにすることを目的とする. 2019 年末からはじまったCOVID-19 の影響により,A 大学においても臨地での小児看護学実習が中止となり,2020 年度と2021 年度の2 年間学内実習に切り替えることとなった.A 大学の小児看護学実習は,患児の健康問題の理解,家族も含めた援助関係の理解などを目標とした医療施設実習と,子どもの成長発達や基本的生活習慣の獲得の理解などを目標とした保育・教育関連施設実習を1 週間ずつ組み合わせて構成している. 2020 年度に学内実習となった際に,実習目標・目的に照らし合わせながら立案した.さらに2021 年度は,2020 年度の構成からより臨地に即した内容となるよう修正を行っている.【医療施設実習】視聴覚教材の視聴や教育用電子カルテシステムなどを用いて看護過程を展開している.実践ではシナリオを使用した患児役・家族役をシミュレーターなどを用いて行うことにより患児・家族の 反応を考慮する機会が確保出来た.また,小児特有の療養環境については学内実習で理解することに限界があった.今後は,学内の教育資源だけでなく,学内実習における実習施設との連携体制を検討する必要性が示唆された.【保育・教育関連施設実習】2020 年度は,実習構成を「成長・発達の理解」「保育計画の立案」「保育計画の実施」「応急処置対応」「発達に課題のある子どもと親の理解」に5 つに区分した.2021 年度は,2020 年度の実 習構成に「保育所・幼稚園機能の理解」を追加し展開した.学生は,子どものイメージ化をすることに苦慮しているため臨地実習をイメージしやすいように学生の幼い頃の経験をもとにその時期の成長・発達の学習と結びつけるなどリアリティのもてる授業設計の工夫の必要性が示唆された.}, pages = {57--64}, title = {リアリティを持たせる小児看護学内実習の授業設計と実践 -対象のイメージ化を図る-}, volume = {26}, year = {2023} }