@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000768, author = {田川, 清 and 能見, 清子}, issue = {1}, journal = {ヒューマンケア研究学会誌, Journal of Japanese Society of Human Caring Research}, month = {Dec}, note = {診療看護師(Nurse Practitioner:以下NP)は,患者のQOL向上のために医師や多職種と連携・協働し,倫理的かつ科学的根拠に基づき一定レベルの診療を行うことができる看護師である.2022年1月時点でのNPは569人(一般社団法人日本NP教育大学院協議会,2022)であり,2021年9月時点での特定看護師は延べ25,295名である(厚生労働省,2022).一部の医療行為のみを実施できる看護師は増えているが,日本においてNPは制度化されておらず(厚生労働省,2022),すべての特定行為を実施できる看護師は少ない.一方,NP導入による様々な成果報告も増えている(田草川・倉橋・有馬,他,2021;本田・太田,2018).治療的視点,臨床推論の能力など医師の思考をもつNP(池内,竹林2017)の導入は,看護師が専門性を最大限に発揮するという点で,大きな意義があると考える.NPと同様の教育課程を持つ資格と言えば,専門看護師(Certified Nurse Specialist:以下CNS)が挙げられる.両者とも教育課程が大学院修士課程であり,同様の時間軸に沿った成長プロセスをたどる可能性があるが,NPはCNSとは異なる裁量権を有し,臨床における経験にも違いがあることから両者の内面的成長プロセスには差異が生じると考える.本研究にて,NPとして勤務することによる内面的成長を明らかにすることで,医学的視点と看護学的視点を持った上での臨床経験がもたらす,看護師としての高度かつ独自的な成長プロセスを明らかにすることができる.また,法的根拠の示されていない中で働くNPの成長プロセスに対しての理解を深めることができる.}, pages = {29--33}, title = {急性期病院に勤務する診療看護師の内面的成長プロセス}, volume = {13}, year = {2022} }