@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000754, author = {阿部, 真子}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {筆者が2014 年度から京都市内の私立大学において行ってきた「教育職を目指す大学生がオペレッタ(劇あそび)を準備して,近隣の児童館や保育園などの子どもたちの前で発表する」という取り組みは,学生自身のより深い学びにつながるだけでなく,地域連携活動としてもその意義を認められてきた.しかし,2020 年度は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のためあらゆる地域連携活動が制限され,学生によるオペレッタ実践については大学内の公演は認められても,例年通りの子どもたちの前での公演は困難となった.そのため,新たな試みとして「大学とこども園(保育園)をオンラインでつなぎ,双方向型でのオペレッ タ公演」を企画・実践することにした.準備段階で生じた様々な問題点の一つ一つに試行錯誤を繰り返しながら,最終的に10 回の公演を行った結果,学生たちは,やはり対面での“生の体験”と全く同じとまではいかなくても,それに近い深い学びを得ることができた.また,公演先の園児たちにとっても,ただ映画などを見るだけの受動的な観劇ではなく,「一緒に参加できる」楽しさから,非常に集中して取り組めるイベントとなることが分かった.この実践は,「コロナ禍による様々な活動制限下における教員養成校の学生の気づき・学び」の一例を示すだけではなく,オンラインを介する新しい地域連携の在り方の一つのモデル,遠隔地や病気療養中など,直接交流が難しい子どもたちと大学生とが交流できる一つの可能性を示すものであるといえよう.}, pages = {13--21}, title = {コロナ禍でのアウトリーチ活動の実践 ~「大学とこども園(保育園)をつなぐ双方向型でのオペレッタ公演」の試み~}, volume = {25}, year = {2022} }