@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000748, author = {平野, 通子 and 平田, 恭子}, issue = {1}, journal = {ヒューマンケア研究学会誌, Japanese Society of Human Caring Research}, month = {Dec}, note = {日本の高齢化は,世界に先駆けて顕著である.それに比例して高齢の慢性心不全患者も増加している.地域包括ケアシステムが進む現在,疾患管理半ばで在宅療養を迫られる高齢の慢性心不全患者は,増加の一途をたどっていることからこれらについて文献検討をおこなった.目的は,高齢慢性心不全患者が在宅で慢性心不全症状を自己管理する際の実態と課題を文献検討から明らかにすることである.国内文献は5件,海外文献は5件の計10文献を対象文献とした.分析方法は,「高齢者の自己管理に関する実態」「高齢者の自己管理に関する課題」という視点で,意味内容を記述している部分を抽出し,類似性と異質性を検討後,サブカテゴリー,カテゴリー化した.結果は,【家族に頼りながら食事や水分の工夫をする】【内薬を忘れないよう工夫をする】【病気に良い生活動作を工夫する】【セルフモニタリングの値に固執しない】といった実践的なものから【病気を受け入れるために試行錯誤する】【病気で人に負担をかけていると思う】【医師を信頼して病気と向き合う】といった 心不全の自己管理行動に直結する病気との向き合い方に関するものが抽出された.また,【心不全の症状がわからない】のように心不全の病状の複雑さから高齢者が心不全症状を捉えることの難しさが示唆された.}, pages = {21--28}, title = {高齢慢性心不全患者の在宅での自己管理の実態と課題に関する文献検討}, volume = {12}, year = {2021} }