@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000729, author = {嘉屋, 千紘 and 熊野, 陽人}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,学校管理下の活動におけるソフトボールに係る外傷・障害発生状況を調査し,外傷・障害リスクを低減させるための取り組みに資する基礎的知見を得ることであった.得られた主な結果は以下の通りであった.1) 平成30 年度の学校管理下においては,ソフトボールに関連する死亡事故は起きておらず,障害の発生件数も各年代の総発生件数に対するソフトボールの割合が,小学校が9.1%,中学校が7.1%,高等学校等・高等専門学校が3.7% となっており,他の競技に比べてソフトボールは重大事故が比較的に起こりにくい傾向がみられた.2)「 挫傷・打撲」の項目が小学校(体育が 305 件,部活動が 77 件),中学校(体育が 3200 件,部活動が1653 件),高等学校等(体育が2147 件,部活動が1055 件),高等専門学校(体育が17 件,部活動が2 件)と各種類の中で最も多い数となっており,先行研究と同様の傾向がみられた.突き指等の打撲系の負傷は,捕球技術が関係していると考えられ,捻挫等はスライディングの技術等が影響していると考えられる.つまり,プレーやパフォーマンスの競技特性が外傷・障害の発生にも当然大きく影響してい るため,不可避な部分は大きいと考えられる.以上の結果から,学校管理下の活動におけるソフトボールに係る外傷・障害発生状況の傾向を基にし,危機管理マニュアルの作成等を行い,安全にソフトボールを行う環境を整備することが,ソフトボール競技のさらなる普及につながると考えられる.}, pages = {175--180}, title = {学校管理下でのソフトボール競技における外傷・障害発生状況について}, volume = {24}, year = {2021} }