@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000719, author = {服部, 伸一 and 山口, 幸一}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {本研究では,データベースを用いて,中高生を対象とした剣道指導場面でどのような事故が起きているのか,その実態を把握することを目的とした.主な結果を以下に示す.1 )体育活動時の運動指導区分別にみると,剣道では,中高生とも「負傷」「疾病」について,90%以上が課外活動(体育的部活動)において発生しており,「各教科等(体育)」は5%未満であった.2 )「負傷」については,中高生とも「挫傷・打撲」「骨折」「捻挫」の順で多くなっていた.3 )「疾病」については,中高生とも「外部衝撃等に起因する疾病」「負傷に起因する疾病」「熱中症」の順であった.4 )剣道における「負傷」「疾病」を身体部位別に見てみると,中高生に共通して「下肢部」「上肢部」「体幹部」「頭部」の順で多くなっており,下肢が50%程度と高い割合を占めていた.動きの激しくなる高校生では,小区分として,「足関節」,「下腿部」,「腰部」,「膝部」も目立つようになり,スポーツ傷害へのリスクが高まっていることが示唆された.5 )「障害」については,他の生徒が振った竹刀が自分の目に当たって起こる「視力・眼球運動障害」が多くなっていた.また,熱中症が原因であることが想起される事案も複数みられた.6 )高校生で心臓系突然死4 件,中枢神経系突然死1 件,熱中症4 件による死亡事故が発生していた.いずれも課外指導中の事故であった.}, pages = {89--99}, title = {中高生の剣道指導における事故の実態}, volume = {24}, year = {2021} }