@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000708, author = {吉岡, 哲 and 大沼, 勇人 and 山口, 幸一 and 山本, 浩二}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {関西福祉大学における自動体外式除細動器(AED)の設置状況を明らかにすることを目的とした。調査1 では,インターネットを用いた調査と現地調査を実施し,大学内のAED の設置場所,使用時間帯制限の有無および設置方法について明らかにした。AED は5 カ所に設置されており,大学の全敷地が,いずれかのAED 設置場所を中心にした半径150m の円にカバーされたが,24 時間アクセスが可能なAEDは2 機のみであり,グラウンドの一部が,24 時間アクセス可能なAED 設置場所から1 分以内の範囲外にあることが明らかになった。調査2 では,4 名の成人男性を対象とし,AED 設置場所までの往復所要時間を測定した。実施ルートは,1)最上階である5 階~ 1 階のAED 設置場所(R1),2)屋外のAED 設置場所を中心にした半径150m の円外にあり,AED までの直線距離が最も長いブルペン練習場~最寄りの屋外AED 設置場所(R2),3)屋外のAED から最も遠いエリアにある西側職員駐車場~最寄りの屋外AED 設置場所(R3)とした。AED 設置場所までの歩行による所要時間は,それぞれ,R1 が94.94 ~ 117.86 秒,R2 が176.30 ~ 198.18 秒,R3 が211.21 ~ 251.77 秒であった。調査1 および調査2 の結果から,9.0 ㎞ /hで歩行,あるいは走行できる者であれば,建物内のいずれの場所からも片道1 分以内で到着できる場所に AED が設置されているものの,夜間および週末等の建物施錠時においては,9.0 ㎞ /h での歩行,あるいは走行で1 分以内に24 時間アクセス可能なAED に到着することが困難な場所が,複数,存在することが明らかになった。夜間および週末等の建物施錠時においても,1 分以内にAED 設置場所に到着できる確率を高めるためには,AED 設置場所の変更に加え,自転車等の配置なども検討する必要があるものと考える。}, pages = {93--96}, title = {関西福祉大学における自動体外式除細動器の配置状況}, volume = {23}, year = {2020} }