@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000706, author = {中谷, 昭 and 吉田, 輝代 and 清水, 智佳子 and 吉岡, 哲 and 山口, 幸一}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {骨密度が一定以上低下すると骨折の危険性が増大するため,20 ~ 30 歳までに骨密度を高めておくことが望ましいと考えられる.そこで本研究ではバスケットボール,バレーボール,水泳及びダンスに参加する大学女子スポーツ選手を対象にスポーツ種目の違いが骨密度に及ぼす影響について検討した.骨密度は超音波骨密度測定装置(Lunar 社製,Achilles 1000)を用い右足踵骨において測定し得られたStiff nessを指標として用いた.その結果,対照群(C 群)の骨密度が90.7±11.5 に対しバスケットボール群(B 群)では111.6 ± 13.9,バレーボール群(V 群)では113.5±10.5,水泳群(S 群)では94.2±7.4,ダンス群(D 群)では99.5 ± 12.5 とC 群に比較しB 群及びV 群が有意に(B 群:P<0.01,V 群:P<0.001)高い値を示した.全対象者の体重及び除脂肪体重と骨密度との間には有意(P<0.001)な相関関係(体重:r=0.475,除脂肪体重:r=0.500)が認められたが,体脂肪率やカルシウム摂取量と骨密度の間には有意な相関関係が認められなかった.以上のことより,女子大学生においてジャンプ動作など骨に対する機械的刺激が大きいバスケットボールやバレーボールは骨密度を増大し,無重力状態での運動が多い水泳では効果が得られないことが分かった.また,スポーツによる除脂肪体重の増加は骨密度を増大する効果があるものと考えられる.}, pages = {75--79}, title = {異なったスポーツ種目が女子大学生の骨密度に及ぼす影響について}, volume = {23}, year = {2020} }