@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000705, author = {中村, 有美子}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The journal ofKansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {平成26 年度の介護保険法の改正により,デイサービスを利用できなくなった要支援者のサポートをするために介護予防を目的とした「ほほ笑み広場」を開設した.それは,大学の地域活性化事業として,大学とほほ笑み広場のリーダーが協働で実施している事業である. 本稿の目的は,ほほ笑み広場の事業活動内容の分析と振り返りを行い,取り組みの意義と課題を明らかにし,地域内全体への発展への示唆を得ることである.ほほ笑み広場の構成員は,地域高齢者,協力構成員として地域ボランティアと学生ボランティア,施設側リーダー2 名と大学側リーダーである.3 年間で計24 回開催し,参加のべ人数は496 人であった.構成員別参加のべ人数は,地域高齢者256 人,地域ボランティア104 人,学生ボランティア72 人,開催者である施設側リーダーと大学側リーダー64 人であった.ほほ笑み広場の実施内容は,歌や体操,昼食会,レクレーションを基本プログラムとし,随時季節を取り入れた特別行事を追加している.課題は,地域高齢者が受動的な参加であるため,高齢者の持てる力を引き出し主体的参加となるよう,各々の役割や責任を持てる事業に発展させることが重要である.今後,構成員全員で協働体制をもち,地域高齢者やボランティアの持てる力を引き出せるよう役割分担していくのが地域のリーダーと大学側のリーダーの役割である.さらに地域高齢者,地域ボランティア,学生ボランティアのニーズを見つけ出し,事業計画を立て,役割に合った事業を行うためには,地域のリーダーが必要である.この役割を地域ボランティアで引き受けてもらい,新しい場所で展開されることが望まれる.このように,地域ボランティアが運営し,地域のリーダーは広げていく,それらの見守りをするのが地域を担当する保健師の役割である.今回,大学が地域と協働する役割モデルを示した.この方法論が地域で拡大することを期待する.}, pages = {67--74}, title = {地域活性化事業「ほほ笑み広場」3年間の活動報告}, volume = {23}, year = {2020} }