@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000703, author = {竹村, 淳子 and 泊, 祐子 and 古株, ひろみ}, issue = {13}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {在宅療養をしている重症心身障がい児(以下 重症児)がレスパイト入所したときに,他 者からのケアを円滑に受け入れてもらうために行っている看護援助を明らかにする.重症児のレスパイト入所を引き受けている施設に勤務し,5 年以上の経験をもつ看護師14名を対象に,半構造化面接を行った.データ分析方法は,修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチの手法を用いた.7 カテゴリーの看護援助が見出された.看護師は,レスパイト入所を引き受ける前から,【子どもを預けることへの母親の躊躇を理解】し,施設に慣れるために【無理なく親から離れるための段階的準備】をしていた.また,複雑な個別性をもつ重症児のケアを滞りなく実施するために【行き違いなくケアを引き継ぐ準備】をし,関わり方を試行錯誤して,重症児にとって【いつも通りの体調を維持する努力】をしていた.そのためには,普段の体調から逸脱していないか確認しつつ,【体調変化の許容範囲を見極める】かかわりをしていた.看護師のケアは,母親の要望と一致しないことがあるが,可能な範囲にすり合わせて【母親の期待の高さが不満につながらない働きかけ】を行っていた.重症児へのケアを実践する中で感じた改善点は,専門職として助言する等,今後も【在宅でケアを続 ける母親に役立つ助言】を行っていた.看護師は,体調の維持が困難な重症児の心身への配慮を看護実践の中核として,母親が在宅で実施しているケア方法を尊重したかかわりをしていた.また,看護専門職として在宅でのケアの改善点を提案していたと考える.}, pages = {51--58}, title = {レスパイト入所する在宅重症心身障がい児が他者からのケアを 円滑に受けるための看護援助}, volume = {23}, year = {2020} }