@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000702, author = {大久保, 圭子 and 八木, 修司}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {本研究は,知的障害者雇用に関する企業の実態と意識を調査することにより,知的障害である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校(以下,特別支援学校と称す)における就労に関する取組に示唆を得ることを目的として行った.調査は兵庫県西播磨地域の知的障害者の雇用経験がある企業15 社に対し行った.調査結果からは知的障害者の業務内容は,単純な反復化された作業や,対人スキルが求められないような内容がほとんどであった.業務は企業が新たに職務を創出したり,既存の業務内容から知的障害者が遂行可能な部分のみを切り分けたりするなどにより産出されていた.知的障害者の雇用に当たっては当該者への視覚支援や実地指導,従業員への研修などを行っていた.一方で業務の遂行上,失敗の繰り返しや作業効率の低さ,基本的な生活の自己管理などの問題があることも明らかとなった.雇用後の職務遂行上の配慮や問題点に関して,特別支援学校の作業学習等における作業遂行能力や意欲・態度の向上,マナー等の習得,各種検定の取得などの内容と深くかかわっていたことから,特別支援学校では進路学習や職業教育をさらに充実させ,卒業後の働く生活の基礎作 りをしていく必要があることが示唆された.}, pages = {39--50}, title = {知的障害である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校における発達や障害特性に応じた進路指導への一考察-兵庫県西播磨地域における知的障害者雇用に関する企業の意識調査を通して-}, volume = {23}, year = {2020} }