@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000698, author = {杉田, 美基子 and 趙, 敏廷 and 谷川, 和昭}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {介護福祉士には,福祉の価値観・倫理観といった価値を基盤にした知識・技術が求められる.価値の一部を表す福祉の心にはさまざまな議論があったが,介護福祉学生の実態は未だ明らかになっていない. しかし,看護学生を対象とした福祉の心の構造化についての試みが見受けられる.  そこで,本研究の目的を,介護福祉士を目指す学生,すなわち介護福祉学生が描く「福祉の心」を明らかにし,今後の介護福祉学生に対する価値の育成に向けた基礎資料を得ることとした. 方法は,介護福祉士養成校在籍中の学生を対象に,無記名自記式質問紙による集合調査を実施してデータを分析した.調査内容は,①「福祉の心」に関する65 項目,②調査対象者の基本属性,③「福祉の心とはどのようなものであるか」(自由記述)とした、 結果として,福祉の心に「思いやりの心」が欠かすことができないことが示唆された.また,性別や「福祉の心」への関心の度合いにより,福祉の心の捉え方には差が認められた.さらに,福祉の心とは広い範囲に目を向ける必要があることなど,看護学生の描く福祉の心と多くの共通点がみられた.一方で,介護福祉学生は福祉の心は身近な取り組みだと考えているなど,介護福祉学生独自の傾向も明らかになった.}, pages = {9--19}, title = {介護福祉学生と福祉の心}, volume = {23}, year = {2020} }