@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000625, author = {溝端, 剛 and 上野, 輝夫 and 半田, 結 and 有田, 伸弘}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {本稿は,関西福祉大学社会福祉学部の2017 年度後期の「キャリア形成Ⅱ 」の授業の中で行われた文章力の添削指導に焦点を当て,そこから明らかとなった大学1 年次生の文章力の現状と課題について報告したものである.事例を通じて,段落の書き始めは1 マス空けるという基本中の基本ができていない,文体(ですます調,である調)の不統一,同じ語句・同じ内容文の繰り返し,話し言葉と書き言葉の混同,慣用表現が守られていない,主語-述語の不適切な対応,設問すら読んでいない,読んでも理解していないことなどを指摘した.その他,不適切な読点の打ち方,誤字,送り仮名の間違い,いくら添削指導しても文字が丁寧に正確に書けない,筆圧が弱くて読みにくい事例もあった.しかし,添削指導を重ねる中で,無謬ではないにしてもそれなりの文章を書くことができるようになっている.この1 年間の取り組みの「手応え」をもとに,自前の「脇道学習教材」を通じて個々の学生の視圏を広げ,その思考方法を尊重しながら,その都度添削指導をしていくという地道な教育を4 年間継続して,正規のカリキュラムの下で行う必要性,特に1 年次及び2 年次には必修科目の中で行うことが大学教育に求められていることを指摘した.}, pages = {99--108}, title = {大学1年次生の文章力の現状と課題 ~添削指導を中心に~}, volume = {21}, year = {2018} }