@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000623, author = {高田, 哲史}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {本稿は,関西福祉大学社会福祉学部の授業:演習・コミュニティアワーⅡにおける兵庫県赤穂市の地域スポーツ推進に関する学生の活動支援についての報告である.本稿の目的は,「赤穂市スポーツクラブ21 の育成」を推進するために,学生が自らクラブ運営スタッフの補助的な一員として,赤穂市のスポーツクラブ21 の活動支援に参加して得られた成果を検証することであるが,具体的には,広報活動としての「チラシづくり」を,学生とクラブ運営スタッフが協働して行うことにより得られた成果と意味を確かめることである.  取り組みの概要とその成果・意味,今後の課題については以下の通りである. 1 .取り組みの概要    前期に,講演やシンポジウムを行い,学生に「赤穂市スポーツクラブ21」の実情を理解してもらい,現地視察,ニュースポーツを体験,その上で討論会を運営スタッフの方々と大学ゼミの時間に行った結果,学生による「赤穂市スポーツクラブ21 の広報活動支援」が必要であることが解った.後期は,それに基づいて,赤穂市スポーツクラブ21 の運営スタッフ,赤穂市教育委員会とゼミ学生が協働して大学ゼミで「チラシづくり」を行い,その成果と意味を考えた. 2 .成果と意味    学生の新鮮な感覚での「チラシづくり」と地区の全戸配布という広報活動形式で,あるスポーツクラブ21 のイベントでは,申込者数が今までより50%近く増加した.学生が「赤穂市スポーツクラブ21 の育成」に貢献できた.また,この取り組みは,スポーツクラブ21(市民),教育委員会(行政),大学ゼミ(教育現場)が大学ゼミの時間に一同に会して,同じ目的のために協働して取り組む新しく挑戦的な活動支援システム(赤穂方式)で,学生の福祉活動学習,スポーツクラブの運営スタッフ育成の双方に有益である. 3 .今後の課題    「スポーツクラブ21 育成」のためには運営費の問題が残る.従来の運営形態を打破する斬新な運営費獲得や運営方法が必要になる.また学生が活動支援の立案に参加できる新システムが望まれる.}, pages = {83--88}, title = {赤穂市スポーツクラブ21の広報活動支援}, volume = {21}, year = {2018} }