@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000619, author = {金沢, 緑 and 加藤, 明 and 山本, 博和 and 大和田, 智文}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,関西福祉大学発達教育学部において,教員養成の専門必修科目におけるブレンド型反転学習の教育的成果と課題を整理するものである.  反転授業とは,授業と宿題の役割を「反転」させ,授業時間外にデジタル教材等により知識習得を済ませ,教室では知識確認や問題解決学習を行う授業形態のことを指す. 本研究では,2000 年代後半から米国で展開され始めたブレンド型反転授業を取り入れ,事前学習を行った後,事前学習した内容をもとに話しあい,事後学習において考察する形態で行った.  算数科・理科においては,個々の学生が事前の学習を十分に行っていることにより,学生間においても教員との間においても意見交換,情報交流,個別指導を行うことができ,アクティブでインタラクティブな授業を可能にするものであった.さらに,そこでの学びを授業後の自主的な学習へと連続,発展させていくことができるものであることを確認できた.したがって,本研究の目的である,教師として自立し,自ら考える児童の育成を目指し指導の模範となる力,授業と自宅学習の連続化により学習時間を確保する力,学習課題を自ら見出して学習する自己調整能力の育成は達成できた.  授業後の学生のブレンド型反転学習への自己評価と質的分析によると,調べたいテーマを設定する力,資料を探す力,文献を読んでまとめる力,説明する力,資料やポスターを作る力,資料をもとに考察を考える力がついたと自己評価する学生は80%以上であった.}, pages = {41--50}, title = {ブレンド型反転授業が大学生の学びに及ぼす影響}, volume = {21}, year = {2018} }