@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000614, author = {鈴木, 幹雄}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {20 世紀芸術アカデミーの研究がほとんど未解明であった事情もあり,わが国学問世界では長い間,現代ドイツ改革芸術学校の芸術教育学の基本的骨格は,主に改革芸術学校バウハウス,並びにその後継学校において理念的に方向付けられた芸術教育学として用意された,と考えられてきた.しかし,バウハウスに代表されるドイツ芸術教育学の重要骨格をなす同教育(学)は,西南ドイツの文化都市,シュトゥットガルトの芸術アカデミーにおける改革的地下水脈によって用意・供給され,それがヨハネス・イッテンを通してバウハウスの基礎造形コースにもたらされた事情が近年明らかにされた.  同発想法教育(学)は芸術学校上の重要遺産であり,同校が改革学校として成功を収めることになる中核的な要石であったが,それは外部から供給された.これ迄その文献読解の難しさの故に,イッテンが育てられたシュトゥットガルト・アカデミー,ヘルツェル学派の伝統にわが国の研究が全く入りこめなかった.その為,バウハウス教育学,とりわけその導入教育(学)と発想法教育学の形成経緯は未解明なままであった.  そこで本論では,上記の近年学術成果を手掛かりとして,本論課題テーマの基礎研究的解明に迫ろうとした.}, pages = {23--32}, title = {ヘルツェル学派における発想法教育学端緒の誕生とシュトットガルト・アカデミーの改革的伝統― 2000年代初頭ドイツ学説史研究にみるヘルツェル研究の成果を手掛かりとして ―}, volume = {21}, year = {2018} }