@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000612, author = {藤原, 李圭 and 蓬, 詩織 and 鈴木, 千絵子}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,4年制大学に在籍する看護学生の認知症高齢者の中核症状に対するイメージとBPSD(behavioral and psychological symptoms of dementia:以下BPSDとする)への対応知識を明らかにし,どのように関連しているのかを看護学部の実習前3 年生と実習後4 年生を通して明らかにする.さらに実習場面における困難感についても検討を加える.   看護学生は,認知症高齢者とのコミュニケーションや援助拒否といった場面で困難感を感じることが報告されている.これには認知症の中核症状だけでなくそこから派生するBPSD にも関連があると考えられるが,授業や実習の中で学ぶ内容は学年間に違いがある.そこで今回は,実習経験の有無でこれらに差があるかどうかを検討し明らかにする.  調査の結果,中核症状に対するイメージは,実習で認知症高齢者に関わった経験の多い4 年生のほうが高かったが,学年別のBPSD に対する対応知識について有意差は見られなかった.また,4 年生のほうが認知症高齢者の中核症状に対するイメージとBPSD への対応の知識が結びついていた.3,4 年生ともに8割以上の学生が認知症高齢者について困難感を感じており演習や事例,実習の機会を通してイメージし知識と結びつけて学習することが重要であることが示唆された.}, pages = {1--11}, title = {認知症高齢者の中核症状に対するイメージと BPSDへの対応知識および困難感について-看護学生のアンケートから-}, volume = {21}, year = {2018} }