@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000590, author = {常国, 良美 and 松本, 啓子}, journal = {日本看護学会論文集 慢性期看護}, month = {}, note = {ノーマライゼーションの理念が普及し、医療の進歩と行政の推進により、施設から在宅への移行が進められた結果、在宅で暮らす重症心身障害児・者が増加している。近年、より円滑にコミュニケーションを行う手段のひとつとして、アサーションが注目されている。本研究は、在宅で重症心身障害児・者と暮らす母親に焦点を当て、特に青年期にある重症心身障害の子どもをもつ母親にとってのアサーションの意味を明らかにすることを目的に分析を行った。研究参加者は、青年期にある、在宅で暮らす重症心身障害の子どもをもつ母親2名である。語りの内容を質的因子探索的分析法を用いて分析し、逐語記録を作成してカテゴリー化した。結果、青年期にある、在宅で暮らす重症心身障害の子どもをもつ母親にとってのアサーションの意味として、<未経験からの気付けなさ><自己流の意思表示><経験から意思表示方法の学び><周囲の人との相互理解><頼ることの相互扶助>の5カテゴリーが明らかになった。看護者は家族が在宅での生活が継続できるように、母親の経験知を把握したうえで本来持っている力を引き出す支援を行う必要がある。母親が思いや願いを率直に意志表示できる人や場所が得られ、家族全体を支えるサポート体制を確保するためにも、家族の成長発達に合わせて適切な時期に声掛けや環境調整を行い、アサーションについて認識ができ、選択することが可能になる支援が必要である。}, title = {青年期にある在宅で暮らす重症心身障害の 子どもをもつ母親のアサーション}, volume = {47}, year = {2017} }