@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000581, author = {荻野, 妃那 and 古川, 智恵}, issue = {1}, journal = {ヒューマンケア研究学会誌, Journal of Japanese Society of Human Caring Research}, month = {Sep}, note = {近年,がん患者数は増加傾向にあり,中でも高齢者のがん患者が増えている1).しかし,高齢者のがん治療は積極的治療を行っても延命に差がないことが報告されており,低用量抗がん剤投与や症状緩和のための放射線療法など身体侵襲が少ない治療法が選択されている2)3).また,高齢者のがんの進行は比較的緩やかであり,療養期間が長くなるため,自宅で療養を希望する者もいる4).しかし,急速な高齢化が進んでいる本邦では,独居や老老世帯など,がん患者が自宅で療養を継続することが困難な場合もある.そのため,介護保険を利用して特別養護老人ホームなど医療処置を受けることができる施設で療養するがん患者が増えている5).これまで介護施設に勤務する介護士を対象とした先行研究では,介護士の専門性に関するもの,死生観に関するものなどがある6)7).また,介護士の看取りに対する態度は勤務する場所の違いや経験により差があることや,看取りに対する基礎教育を受けていないという報告がある8)~10).しかしこれまで,介護士が行っている入居中のがん患者に対するケアの内容やがんターミナル期の入居者への関わりについて捉えた研究は見られない.そこで,本研究では特別養護老人ホームに勤務する介護士のがんターミナル期の入居者へのケア内容と態度の現状を明らかにすることを目的とした.}, pages = {53--57}, title = {特別養護老人ホームに勤務する介護士の がんターミナル期の入居者へのケア内容と態度の現状}, volume = {9}, year = {2017} }