@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000562, author = {炭多, 雄人 and 大久保, 幸子 and 河村, 沙織 and 妹尾, 眞梨菜 and 鈴木, 千絵子}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The Journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,4 年制大学に在籍する看護学生の認知症高齢者のBPSD(behavioral and psychological symptoms of dementia:以下BPSD とする)の症状に対するイメージについて明らかにすることである.また今後の認知症教育における示唆を得ようとするものである.認知症の症状の中でもBPSD は,様々な要因が加わることによって引き起こされるため個別性が高く,経験不十分な看護学生にとって困惑の原因となっている.実習で出会うことも少なくない認知症高齢者のBPSD について,その症状を中心に学生の持つイメージを調査し検討することは,今後の教育方法を検討する上でも重要である.調査の結果,BPSD の中でも大声や物盗られ妄想はイメージしやすいが,常同行動や幻覚,異食はイメージしづらく,症状によりイメージに違いがあることが明らかになった.また,イメージと知識は関連し,いずれも実習を終えている学生の方が高いことが分かった.これらのことから,BPSD の症状がしっかりイメージでき定着することで知識にもつながることが考えられ,病態及び症状や治療の教授,実習を想定した演習方法の検討や,臨床での情報と経験の共有化と振り返りが重要であることが示唆された.}, pages = {83--90}, title = {認知症高齢者のBPSD(行動心理学的症候)のイメージに関する研究 -看護学生のアンケートから-}, volume = {20}, year = {2017} }