@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000544, author = {藤原, 史博}, issue = {2}, journal = {ヒューマンケア研究学会誌, Journal of Japanese Society of Human Caring Research}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,世代継承性の概念に依拠し,中堅看護師が世代を超越して継承すべきと捉えている内容や特徴は何かを明らかにすることである.病院組織に勤務する中堅看護師に個別に半構造化面接を実施した.計24 名の中堅看護師からの協力により理論的飽和に到達した.M-GTA により分析した結果【後進の自立を促す】【他者との協働を促す】の2 つのコアカテゴリーを導出した.前者には≪患者を看護の中心に位置づける≫≪看護への本質的な価値を見出す≫≪自らの手で結論を導き出す≫,後者には≪部署の一員としての関係を築く≫≪チームとして結束する≫のカテゴリーを含んでいた.世代継承の特徴の1 つに[患者にケアするのと同じように後進に関わる]が導かれ,ケアの特質である「専心」に照らして考察した.後進の育成にケアを取り入れる際は,看護の対象である患者に向いている専心を一時的に後進へと切り替える必要があることが示唆された.}, pages = {9--19}, title = {病院組織に勤務する中堅看護師が捉える世代継承性の内容と特徴}, volume = {8}, year = {2017} }