@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000510, author = {小原, 佑佳 and 若崎, 淳子 and 掛橋, 千賀子}, issue = {1}, journal = {ヒューマンケア研究学会誌, Journal of Japanese Society of Human Caring Research}, month = {Sep}, note = {本研究の目的は,再発肝臓がん患者が,再発を繰り返し,治療を受けるという状況をどのように認識しているかを明らかにし,看護援助への示唆を得ることである.肝臓がんの再発と診断され内科的治療目的で入院中の患者9 名を対象に半構成的面接を行い質的帰納的に分析した.その結果,【不治の病に対する諦め】【切りがない治療への必然性と覚悟】【再発・治療に対する前向きさ】【衰退していく自己に感じる命の危機】【肝炎罹患に対する払拭できない無念さ】【思考変換による充実した生への願い】等11 カテゴリーが抽出された.再発肝臓がん患者は,がん罹患の原因や今後の病状悪化への思いを抱えながらも,自己の闘病体験や治療環境に対する肯定的認識に支えられながら治療に挑み続けていた.患者の治療や生き方に対する前向きな姿勢を支持する看護援助の重要性が示唆された.}, pages = {11--19}, title = {再発肝臓がん患者の状況認識}, volume = {8}, year = {2016} }