@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000491, author = {小野間, 正巳}, issue = {1}, journal = {関西福祉大学発達教育学部研究紀要, The Journal of Faculty of Developmental Education, Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {現代社会は,高齢化,グローバル化,情報の氾濫と情報過多などの現代的な課題が増えている.このことは,「知識基盤社会」へのパラダイムシフトがなされ,情報創造力,批判的思考力,問題解決力,意思決定力,コミュニケーション力,プロジェクト力,コラボレーション,ICT 活用力等の21 世紀型スキルが求められることを示唆している.  このような現代的教育課題を考えたときに,変化の激しい社会に対応して,自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,よりよく問題を解決する資質や能力を育てることなどをねらいとする「総合的な学習の時間」の見直しと活動の充実が求められると考える.  この「総合的な学習の時間」の実態は,従来の日本型の授業スタイルの基本構造を変えないかたちで授業を行うようになってきているという実態が報告されている.このことは,果たして21 世紀型スキル等で求めている力を養うこととどのように関係するのであろうか.活動だけがなされ,現代社会の課題や自らが設定した課題についての探求や課題解決への取り組みなど,本来求めた学びが十分になされないということが懸念される.そこで,「総合的な学習の時間」について,公立小学校における実践事例を検討し,子どもの学びの実態から見えてきたことを分析し,21 世紀型スキルに関する資質・能力を育てる「総合的な学習の時間」の実践上の課題を明らかにした.その課題の解決方略として「総合的な学習の時間と他教科・領域と連携を図る」「目標や実態などから多面的に検討し,状況に対応して修正し子どもの学びに即した展開できる単元計画の作る」「自らの学びを表現することにより,協働して取り組むこと,新たな学びの創出を経験させる」を提案した.}, pages = {11--20}, title = {小学校における「総合的な学習の時間」の授業分析からみた実践課題}, volume = {2}, year = {2016} }