@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000478, author = {山本, 博和}, issue = {1}, journal = {関西福祉大学発達教育学部研究紀要, The Journal of Faculty of Developmental Education,Kansai University of Social Welfare}, month = {Jun}, note = {近年,教育委員会や学校が少人数指導による学習効果を数値で示し,少人数指導と学力との間に因果関係があるかのような報告を行っているものをよく見かける.それらの間には相関関係はあるかもしれないが,少人数指導において,どういうカリキュラムのもとで,どういう教材を用い,どういう指導方法をとったことによりどのような学習効果が見られたかということが報告書には抜け落ちている.少人数指導と学力との間に関係があるという報告と,関係がないという報告を第2 章で紹介する.そして,報告書の中で共通して指摘している「指導方法の工夫改善を行うこと」について言及する.第3 章では,少人数の学習集団編制のもとでこそ行うことが可能となる指導の個別化について,1970 年代以降の先行研究を紹介する.第4 章では,少人数指導と学力との関係や,個別化教育のあり方の研究などをもとにして,個別アプローチによる算数授業のモデルを私案として紹介する.そのモデルは,筆者が小学校教員時代に実践したことに基づくものである.なお,個別アプローチ学習とは,個々の子どもの発想を尊重し,個別に問題解決にあたる学びを指している.}, pages = {69--78}, title = {少人数学習における指導の個別化に関する一考察}, year = {2015} }