@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000367, author = {服部, 伸一 and 野々上, 敬子 and 門田, 新一郎}, issue = {2}, journal = {小児保健研究, The journal of child health}, month = {Mar}, note = {10024309309, 岡山市内の小学生445名を分析対象に,健康状況と帰宅後の情報機器の使用および生活時間との相互の関連について検討した。結果は以下のとおりである。 1)ふだんの自覚症状の訴え数は「11以上」が30.3%となっており,男女差は認められなかった。 2)情報機器の専有率はテレビゲーム機85.2%,テレビ・ピデオ46.7%,オーデイオ39.1%の順で多かった。性別でみると,男子ではテレビゲーム機91.4%,テレピ・ビデオ46.1%,オーデイオ29.7%,女子では,テレピゲーム機78.4%,オーデイオ49.3%,テレビ・ビデオ47.4%の順でそれぞれ多かった。男子と女子では専有率に違いがみられた。 3)情報機器の使用時間では,「2時間以上」がテレビ・ビデオ45.0%,テレビゲーム機13.3%の順となっていた。携帯電話については「30分以上」が9.5%,パソコン,オーディオは,「1時間以上」がそれぞれ10.1%,9.7%となっていた。その他の生活時間では,就寝時刻の遅い者や睡眠時間の短い者がかなりみられ,性別比較では,情報機器の使用時間やその他の生活時間に違いがみられたものがあった。 4)情報機器の使用時間には相互に関連がみられるものが多く,いずれかの情報機器の使用時間が長い者は,他の機器の使用時間も長くなっていた。また情報機器の使用時間の長い者は,就寝時刻が遅くなる傾向がみられた。 5)自覚症状の訴え数と情報機器の使用時間およびその他の生活時間との関連をみると,自覚症状の訴え数が多い者は,テレビ・ビデオ,テレビゲーム機,パソコンの使用時間が長く,就寝時刻の遅い者が多かった。また,自覚症状の訴え数の多い者は,健康意識も低い者が多かった。 これらのことから小学校においても帰宅後の情報機器の適切な使用についての生活指導や保健指導を行い,夜型の生活を改善する必要があると考えられた。}, pages = {357--366}, title = {小学生の健康状況と情報機器の使用および生活時間との関連について}, volume = {67}, year = {2008} }