@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000355, author = {阿部, 芳江 and 安井, 秀作 and 溝邊, 雅一 and 平松, 正臣 and 八木, 彌生 and 永石, 一彦 and 山本, 桂子 and 坂本, 由規子}, issue = {1}, journal = {関西福祉大学社会福祉学部研究紀要}, month = {Sep}, note = {介護保険制度は,介護,機能訓練,医療を要する者などに対して,その能力に応じて自立した日常生活を営むことができるよう,必要なサービスを提供することを目的として,平成12 年度に導入された.第5期介護保険事業(支援)計画において,生活行為向上支援システムを構築するためには,医療と介護など,職種間の連携強化が不可欠とされている.そこで,在宅高齢者ケアに関わる密度の高い看護職,福祉職,ケアマネジャー職を対象に意識調査を行った.調査対象は兵庫県A市における24 の事業所に勤務する200 人で,108 人より回答(すべて有効)を得た.対象者の主な属性は,平均年齢が44.4±11.2 歳,勤務期間が11.1 ± 8.6 年,正規職員が75.9%であった.回答者の約45% は職場の責任者であった.調査結果より,次のようなことが分かった. 1)連携活動の目的は,「よりよい支援を行うこと」が約90%を占め,その基本であることが分かった. 2)連携活動の時間帯は,多くが業務時間内であったが,時間外も約15% を占めた.使命感を持って努力している姿勢を示すものと考えられる. 3)連携活動の現状について,「満足していない」が,「満足している」を約2 倍上回り,しかも,約2/3 が「どちらでもない」と回答した.現状改革の必要性を強く示唆する結果である. 4)連携活動の状況については,「情報の共有化」が最も高かったが,他市に比べて「関係職種との関係」が比較的良好であることが示唆された. 5)自由記載の項目において,連携のシステム構築に活用すべき多くの有用かつ貴重な意見や提言が得られ,今後,関係事業所,行政機関,教育の場が,連携を密にして,相互協力することが重要であると結論された.}, pages = {61--69}, title = {兵庫県A市における在宅高齢者ケアに関わる医療・看護・福祉の連携の現状と課題}, volume = {17}, year = {2013} }