@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000278, author = {倉田, 節子}, issue = {2}, journal = {ヒューマンケア研究学会誌, The Journal of Japanese Society of Human caring Research}, month = {Mar}, note = {わが国の就学前の子どもの集団生活の場は、親の就業の有無によって、幼稚園と保育所に二分されている。幼稚園は学校として、保育所は児童福祉施設としての位置づけの違いがある他に、根拠法、所管府庁、教育・保育時間、職員の配置基準等も異なる。このシステムの中、少子化によって、幼稚園では定員割れが発生し、一方、働く母親の増加によって、保育所では待機児童を抱えるといった二極の状況が起こっている1)。このような少子化の進行、育児サービスの多様化に伴って生じている問題の解消のため、幼稚園と保育所の統合、いわゆる幼保一元化注1)の必要性が叫ばれ、2006年に「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」の施行により、幼稚園と保育所が統合した「認定子ども園」がスタートした。しかし、その数は全国で911箇所(2012年4月現在)と十分とはいえず、既存施設から移行するための経済的な問題をはじめとした課題も多い。その後、さまざまな検討を経て、施設の一体化と就学前施設に対する給付システムの一本化を目指し、「総合こども園(仮称)」の創立に向けた議論が始まっているが、実現には至っていない2)。 スウェーデンでは、1996年にこの幼保一元化を実現している。筆者は、2012年8月19日~8月28日に実施された関西福祉大学スウェーデン福祉視察研修に引率教員として参加した。本稿では、視察施設の1つである幼保一元化としてのプレスクールに焦点をあて、研修で学んだことに文献などを加え報告する。}, pages = {47--50}, title = {スウェーデンのプレスクールにおける幼児教育・保育}, volume = {4}, year = {2013} }