@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000274, author = {佐々木, 新介}, issue = {2}, journal = {ヒューマンケア研究学会誌, The Journal of Japanese Society of Human caring Research}, month = {Mar}, note = {米国Clinical and Laboratory Standards Institute(CLSI)は,駆血帯を巻いた時の適切な駆血圧について,血圧計などのマンシェットを使用した場合,40mmHgを推奨している.この理由としてCLSIは,末梢血流の阻害を考慮するためとしているが,その明確な根拠は示されていない.我々の行った先行研究では,駆血圧としてCLSIが推奨する40mmHgよりも60mmHgの方が末梢静脈の拡張が良好なため,静脈穿刺を想定した際にもより効果的であることが示唆された.本研究では,超音波診断装置を用いて,加圧に伴う末梢動脈血流阻害を検証した.健常成人10名を対象に20・40・60・80・100mmHgの加圧を行い,橈骨動脈の最高血流速度を計測した.その結果,駆血圧40 mmHgと60mmHgの橈骨動脈最高血流速度は,ほぼ等しく有意差は認められなかった.以上より,若年健常成人の場合,血圧計のマンシェットを用いた駆血圧は60mmHgでも適当であることが示された.}, pages = {17--21}, title = {末梢静脈穿刺に適切な駆血圧に関する検証 ~加圧に伴う橈骨動脈血流速度の変化~}, volume = {4}, year = {2013} }