@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000218, author = {藤岡, 純一}, issue = {1}, journal = {関西福祉大学社会福祉学部研究紀要}, month = {Sep}, note = {社会的企業は,欧米において,また日本においても新しい企業として注目されている.本稿では,社会的企業の定義について概括した上で,スウェーデンの労働統合型社会的企業に焦点をあて,その実態と役割,そして公的支援について明らかにし,福祉社会におけるその位置付けを解明する.日本において,これまでスウェーデンにおける社会的企業についての論考はほとんどない.  スウェーデンの労働統合型社会的企業は,近年急速に増加している.サービス業が多く,企業規模は小さく,設立後の年数も浅い.公的な支援として,国による金融支援もあるが,最も係わりの深いのはコミューンで,活動補助,インストラクター補助,家賃補助などを行っている.  労働統合型社会的企業の最初の世代は,労働市場政策にある矛盾への対応として生まれたが,現在では,公共部門と共同プロジェクトのパートナー,時には公共政策機関への競争者として,労働市場に従事するようになった.スウェーデン福祉社会は1990 年代以降の新しい動きを包摂しつつ発展している.}, pages = {9--19}, title = {スウェーデンの社会的企業と公的支援}, volume = {16}, year = {2012} }