@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000200, author = {近藤, 哲郎}, issue = {9}, journal = {関西福祉大学研究紀要, The Journal of Kansai University of Social Welfare}, month = {Mar}, note = {本稿の目的は,フーコーの『狂気の歴史』第一部第二章「大いなる閉じ込め」の複雑に絡み合う議論全体をフーコーの分析手法の観点から解きほぐし,その論理の骨格を明確に示すことにある.すなわち,本稿における方法は,フーコーの活用する歴史資料にもっぱら注意を集中し,『狂気の歴史』第一部第二章で引用されるすべての歴史的事実と言説を,余すところなく,フーコーが意図した仕方で相互に位置づけるというものである.したがって,本稿は分析手法のレペルでの『狂気の歴史』の分析的再構成であり,そこで再現されるフーコーの議論は,その一切が歴史資料の裏づけのないものはないという意昧で,『狂気の歴史』の論理の骨格である.}, pages = {119--132}, title = {監禁の<実践>と狂気の<経験>--『狂気の歴史』第1部2章「大いなる閉じ込め」の方法と論理}, year = {2006} }