@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000190, author = {松尾, 寛子}, issue = {2}, journal = {関西福祉大学社会福祉学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {現場で働く保育士が,障がいのある乳児・幼児・児童を担当する際,自らの保育の技術や知識に悩み,試行錯誤を繰り返しながら保育を行っているということは以前からいわれていることではある. しかし授業として開講されている演習「障がい児保育」の内容だけでは,多岐にわたる障がいをとうてい網羅することはできないため,保育士が悩みながら保育を実施しているということは予想されることではある. そこで,演習「障がい児保育」の授業内容について,保育士養成校出身者が現場で保育士として働くようになった際,障がいのある乳児・幼児・児童を保育・教育するにあたり,自らの保育の技術や知識の基礎的な能力について,試行錯誤するのではなく,明確な知識と対応をもつことができるのかについて,いかに効率よく,授業内で教授していくかということを探ることを最終目的とするために,2010 年にA市において障がいのある子どもを保育することに関するアンケート調査を実施した.本研究ではかつて担当したクラスに障がいのある子はいたかどうか,どのような障がいのある子どもがいたのかに限定し考察した. その結果,かつて担当したクラスの中に障がいのある子どもはいなかったと回答した保育士は121 名中16 名(13.2%)おり,いなかったと回答した保育士のうち,5年未満の保育士のしめる割合は12 名(75.0%)であった.保育の経験年数を経過するにつれて,多くの保育士が,障がいのある子どもの保育を経験するということ,30 年以上保育を経験しても,障がいのある子どもを担当することがない場合もあるということが明らかになった.}, pages = {23--27}, title = {保育士資格取得者に関する障がい児保育の専門性についての研究(2)A市の公立保育所に勤務する保育士がかつて担当したことがある障がいについて}, volume = {15}, year = {2012} }