@article{oai:kusw.repo.nii.ac.jp:00000189, author = {井上, 寿美}, issue = {2}, journal = {関西福祉大学社会福祉学部研究紀要}, month = {Mar}, note = {熊本県熊本市に位置する医療法人聖粒会慈恵病院に「新生児相談室」として設置された「こうのとりのゆりかご」の今日的な意義を明らかにした.親であっても子どもの健やかな育ちを願い,喜びとしない場合があるという現実を直視し,「こうのとりのゆりかご」の特性を,親の立場と子どもの立場に二分して捉えるのではなく,親と子どもの関係から捉え,かつ,「子どもの人生・生活」を重視して考察をおこなった.匿名で子どもを預かる「こうのとりのゆりかご」という仕組みは,親から「粗末」にされたかもしれない子どもを,結果として,「粗末」にされた訳ではない子どもに変化させたことがわかった.つまり,「こうのとりのゆりかご」というのは,親と子どもの関係の意味を変化させる仕組みであるという点に「積極的意義」を見出すことができた.}, pages = {13--21}, title = {親と子どもの関係の意味を変化させる仕組みとしての「こうのとりのゆりかご」}, volume = {15}, year = {2012} }